「岩手の寒じめほうれんそう」野菜がもっと好きになる 野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.481
2024-2-11 7:21
テーマ : 野菜・果物のお話
野菜がもっと好きになる 「岩手の寒じめほうれんそう」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.481
=======================================
こんにちは!野菜ソムリエの知久です。寒さが増してくる季節に旬を迎える、ほうれんそう。今回は、岩手の久慈地方で育てられている「寒じめほうれんそう」についてご紹介します。冬場の関東地方では露路で栽培されるものが多いですが、降雪地帯でもある岩手の寒じめほうれんそうは、ビニールハウスの中で育てられた後、ハウスの入り口を開放して外気を取り込み、 寒さにさらすという栽培方法がとられています。そうすることで葉が縮み、肉厚で濃い緑色になります。変化があるのは外見だけではありません。一般的なほうれんそうと比べてビタミンCや旨味・糖分が多く、さらに嬉しいことにはエグ味の元となるシュウ酸の値が低く、抗酸化作用が期待できるカロテノイドやフラボノイドといった機能成分も多く含まれているそうです。甘くて美味しいだけでなく栄養価も高い、良いことだらけの岩手の寒じめほうれんそう。売り場で見かけたらぜひお試しください。
コメントを残す