農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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野菜がもっと好きになる「秋を告げるタケノコ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.367

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

秋の味覚といったら、柿や栗・秋刀魚やきのこ類などが思い浮かびますが、高知県には「秋の味覚」に欠かせないタケノコがあります。「四方竹(しほうちく)」といって、春に旬を迎えるタケノコとは違い、細長く美しい黄緑色をしています。収穫できる時期が10月中旬から11月上旬のわずか1ヶ月足らずしかなく、中国南部原産のものを、明治10年ごろ高知県に持ち帰ったのが栽培のきっかけだと言われています。垂直にカットしてみると、四角い形状をしているのが特徴的で、高知県では、茗荷やハスイモに加えて「田舎寿司」に欠かせない材料のひとつです。根元の太い部分に酢飯を詰めるのですが、スクエアの形状が映える逸品です。シャキッコリッとした食感が何とも言えず、一度食べると病みつきになります。水煮にして氷漬けの状態で市場流通しているので、見かけたらぜひ高知に秋を告げる味を体感してみてください。

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

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